【食生活と健康】
食品の栄養素や機能、食品表示や規格、安全性、食品の内外価格差、輸入食品の実態などの基礎知識を食生活に結び付けて学びますが、試験には内容的に高度な問題が出題されますので、新聞やニュース、雑誌などで最新の情報をつかむことも大切です。
出題分野は次の通りです。
●食品と栄養に関する知識(栄養素と必要な栄養所要量などの栄養学)
●食品の衛生(生産・製造・保存・流通面・家庭での調理による衛生について、食中毒、抗菌性物質、水道水質基準についてなど)
●食品の安全性(食品表示と規格、その背景にある法律・条例、食品添加物、化学合成添加物、天然添加物、農薬、ポストハーベスト農薬、放射線照射食品、バイオテクノロジー、農薬や食品添加物の安全性確認のための試験など)
●調理法
●今後の食生活について(国民栄養調査、バイオテクノロジーによる新しい食品、食糧需給表、これからの食生活と世界情勢との関連についてなど)
また、食品材料や加工食品(冷凍食品、レトルト食品、加圧食品、無菌包装食品、コピー食品)、輸入食品、特定保健用食品、食品の貯蔵方法、流通形態、ごみや容器などのリサイクルに関する環境問題などについての理解も必要です。
【住生活と快適空間】
エネルギー問題や高齢化、環境問題、シックハウス症候群など、社会や環境、経済の変化に対応した住生活を送るための幅広い知識を修得します。
出題分野は次の通りです。
●住宅の選び方(建築材料、住宅の設計や家具などに関係する人間工学の知識など)
●住宅の維持や管理方法
●住宅設備と関連用品の選び方(種類や特性、家具や照明器具・絨毯・カーテン・壁紙などのインテリアについての知識、燃焼型暖房器具の種類、システムキッチン、屋内配線など)
●熱・光・音などの室内環境についての知識(熱伝導率と断熱材、結露、照度、光度、輝度、透過損失など)
●今後の住生活について(二世帯住宅や三世代同居など)
また、住宅の構造や快適な住環境に必要な設備、住生活に関する基礎的知識や専門用語、住宅に関係する法律、リフォーム、新しい機器・材質の種類・特性とその研究・技術開発、日本や西洋の住宅の歴史、日本の住宅事情と住宅産業、建築基準法、都市計画法、住生活関連マークなどについての理解も必要です。
【商品・サービスの品質と安全性、広告と表示】
商品やサービスの多様化、高度化、情報化、国際化について学びます。
新業態や法改正、新商品などの最新動向と関係が深い分野ですので、情報収集が大切です。
出題分野は次の通りです。
●衣食住生活に含まれない商品について(薬や化粧品など)
●サービスの特質
●広告と表示の関係
●包装の問題点
●アフターサービスの問題点
●消費者信用
●保険、医療など各種サービス(私保険と政策保険など)
また、消費者ローンや企業の行うマーケティング、商品やサービスを利用したときの消費者に対する影響、消費者保護の必要性と具体的施策、サービス業についての定義、サービス業の約款について、サービス経済化の進展、製品のライフサイクル、商品に関する企業戦略、リサイクルとそれに関する法律についてなどの理解も必要です。
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